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行動分析学や動物行動学の視点から、犬とご家族の望む目標に近づくためのサポートをします

Dog Esseでは、建設的なアプローチ=コンストラクショナル・アプローチをとります。犬の身体的・精神的健康を損なうようなアプローチはとりません。
コンストラクショナル・アプローチでは望ましい行動を確立することに注目します。
参考 ・Goldiamond(1974)
ノーズワーク
シャーロット・デュラントン博士とアレクサンドラ・ホロウィッツ博士の研究(2018)によると、ノーズワークに参加した犬は、ヒールワークに参加した犬に比べ、楽観性が高まることがわかっています。
どちらの活動でも、正の強化として食べ物のご褒美を与え、歩く運動をします。 どちらのグループの犬も、食べ物のご褒美を得るチャンスがあったのに、なぜ違いが出たのでしょうか?
理由のひとつは、ノーズワークでは犬が好きなように動き回れる選択肢があったからだと考えられています。自律的に問題解決に成功することは犬にとっても幸せなことなのです。
もうひとつの理由は、鼻を使う機会があることです。嗅覚は犬にとって最も重要な感覚であり、感覚を使った正常な行動を表現する機会を与える環境エンリッチメントを提供することは重要だと考えられています。
この研究では、ノーズワークのトレーニングによって、愛犬に選択肢を与え、自分で決断する機会を与え、鼻を使う機会を与えることの重要さを示しています。
嗅覚を使った活動=ノーズワークは犬の福祉に貢献します!